日本刀を介した悲惨な事件は、平成24年にも起こってしまいました。しかも犯人は元警察官という、衝撃的な事件でした。彼が警察官として働き始めたのは昭和23年のことだったのですが、それから真面目に働き通し、1985年には警視 […]
日本刀の特徴
現代では、日本刀や、模造刀を処理すること自体にも、非常に厳しい制限が課されており、それを売却したり、販売するようなところにとっても、様々に、厳しい基準が課せられているということは、あまり、知られていないのではないでしょう […]
伊賀守二代金道
伊賀守二代金道(いがのかみにだいきんみち)は1600年代に伊賀守を受領した刀工です。 三品派といわれる流派で、金道家二代目は「日本鍛冶宗匠」という称号が与えられています。この権限は朝廷より授けられたものであり、特別です。 […]
雑兵に貸す日本刀
戦国時代に、金で雇った傭兵を「雑兵」と呼びます。 武士というのは殿様と主従関係を結んだ人たちのことで、殿のために戦うひとたちです。 けれど合戦となると家臣だけでは数が足りません。なので浪人や農民などに力を借ります。 そん […]
財源としての日本刀
室町時代、実は日本は世界でも引けを取らないほどの武器輸出国であったというのはご存知でしょうか。その取引の中心にあった武器というのが、紛れもなく「日本刀」であると言われており、当時、中国の明王朝に対して、数えきれないほど相 […]
脇差しとは
一尺以上で二尺以下の長さの刀で予備として使う刀を脇差・小太刀と呼びます。 ・骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう) 粟田口吉光による脇差です。 こちらも薙刀を磨上げて脇差になおしたものです。 呼び名については諸説あるが、切る真 […]
「刃文」自然と人の技術が生む美しさ
鋼と火と水によって作られるものである刃文は、とても不思議なものです。刃文にどのように人の手が加わっているかというと、タイミングつまり間合いです。鋼を燃え盛る火の中で赤くして、どの赤さのときに取り出し、水の中に入れて冷やす […]
茎に記された朱銘
日本刀には、柄の中の形である茎に朱色の漆である朱漆によって書かれた銘があり、それを朱銘と呼びます。ある鑑定士の話では、江戸時代のある研ぎ・拭い・目利きの三業を行っていた人が鑑定銘を入れるときに、もともとの茎が残らないほど […]
刀剣商のこれからの道
日本刀の将来を占うテストケース。東京都内に店舗をかまえ、日本刀や装剣小道具の販売を従来の「刀屋」から、近代的な美術商として飛躍したいと念願し、又実際に、実行しつつある方に「今までの刀剣商―これからの刀剣商」について述べて […]
信頼おける
あくまでも「信頼おける」という考え協会の認定書というものはあくまでも信頼のおけるものだという考え方は持って頂かなければいかないけれども、それと同時に自分自身も勉強して、納得のいく刀を集めるなり、あるいは勉強するなりしてす […]